放射性物質、食う食わないの判断基準

国がなんと言おうとヤバイもんはヤバイし、イケルもんはイケル。
食うか食わないかの安全基準値が、政府の台所事情でコロコロ書き換えられている今の状況、安全だの危険だのの文学表現はアテになりません。

それを食べたら発ガン率(≠突然変異率)が何パーセント上がるのかを知り、自分で決めましょう。

1,000Bq摂取した際の発がんリスク
核種 元素記号 上昇率
ヨウ素 I-131 0.13%
セシウム Cs-137 0.08%

※ECRR 2010 福島原発カクテル係数採用

この「食べちゃった場合(ECRR)」の健康被害と「浴びちゃった場合(ICRP)」の計算式は別物です。
国やWHOが採用している『1シーベルト浴びると発がんリスク5%上昇』っていうのは浴びちゃった場合用ですので、原爆直撃食らった時やレントゲン撮影時などには使えても、飲み食いには適用できません。

いちいち覚えてられませんから、ざっくりと『1,000Bq食べたら0.1%上昇』って事で、お買い物の際には計算してください。
また、子供は最低でもリスクが倍になると考えましょう。

例えば国の暫定基準2,000Bq/kgギリギリで売られている食品。
親子3人で仲良く食べ切ったら、お父さんとお母さんは0.06%ずつでお子さんは0.12%。

個人で見ると微細な数字に見えますが、これ、1,300万人の都民が1kgずつ食べたら2万6千人が確定フラグの数字です。
一日の食事量を1kgと仮定したら、翌日には5万2千人、一ヶ月後には78万人。
一号機炸裂から何日経ってましたっけ?

ECRRの報告によれば、低レベル放射能汚染による癌や奇病の発症は10年後に目立ち始め、50年後までリスクが継続するとされています。
もちろん10年後は「ただちに」には含まれません。

裏を返せば、言い方悪いですが、棺桶に片足突っ込んだとっつぁんは気にする必要なし。
影響が出て末期に至る頃にはもう一方の足も棺桶に収まってます。

反対に、被ばく影響が顕著で、将来の長いお子さん達の摂取量は、親御さんがしっかりと管理してあげる必要があると思います。
数ヶ月で兆候の現れる肥満と違い、気の長い話ではありますが、カロリー計算と同じように「うちの子は発がんリスクを〇〇%に抑える」という数値目標をもって取り組むべき問題だと考えます。

統計理論上、100万ベクレル摂取でゲームオーバーになりますが、あくまでも確率論ですので、1%でも発症するときはしてしまいます。

ベラルーシの悲劇からお子さんを守れるのは、もはやご両親しか居ないということを、しっかりと自覚しなければならない時代になってしまいましたね。

2010-04-07