510 vs Tiny Titanium

Tiny Titanium & 510二ヶ月程前に『電子タバコの選び方』を掲載した時にはまだ産声をあげていなかったTiny Titanium。

リリースから一ヶ月が経った今、当店販売におけるその勢いは既に510を凌駕してしまっている。

そして「510とTinyはどちらがおすすめですか?」というお問い合せも「Tiny PCCセットの次の入荷はいつですか?」に次いで多くなっている。

今週末から来週頭にかけての旧暦新年初荷到着で更に同様のお問い合せが増加することを予想し、今回はグローバル・スタンダード『510』vs BlueCigのコンセプチュアル・モデル『Tiny Titanium』を長短比較してみたいと思う。



Tinyバッテリー with 510アトマイザー予備知識として、Tinyと510は電気的接合部が510規格に統一されているため、相互互換がある。

つまり、充電器・PCC・バッテリー・アトマイザー・カトマイザーをとっかえひっかえして使用する事が可能。

画像のようにTinyバッテリーに510アトマイザーを装着しても問題無く使用できる。

Tiny Cartomizerの内部これにより、Tinyヒットの大きな要因のひとつとなったTiny Cartomizerを510でもそのまま利用できる為、相互比較においてTiny Cartomizerによるアドバンテージは差し引いて考える事とする。

※Cartomizerとは、アトマイザーとカートリッジを一体型にしたもので、金属カートの内部に綿と電熱線が組み込まれており、俗に言う2ピース構造を持つため、一般的な3ピース・タイプのアトマイザーとは大きく煙質が異なる。Cartomizerは全体を暖気しながら使用しないと性能をフルに発揮出来ないため、使いこなすにはコツが必要だが、Tiny Cartomizerは一般的なCartomizerよりも細身でやや扱い易くなっている。

TITANIUM GOLDのTinyとMatt Blackの510(ショップLOGO入り)相互比較の上でもっとも大きな差異はそのサイズ。

Tinyは直径8.5mm×全長84mmのリアルタバコなサイズ。対する510は直径9.2mm×117mmでキングサイズよりもデカい。
重量も互いにサイズ相当。

一般的な510は65mmのバッテリーを採用しているが、BlueCigでは70mmのセミロングバッテリーを標準としている。
その理由は容量と持ち易さ。
Manual Switchを基本とする510は、ある程度の長さが無いとショートホープをつまんでいるような、ちょっとさもしいスタイルになってしまうのだ。

510規格のPCC電池容量はTinyが100mAhなのに対して510(70mm仕様)は2倍の200mAh。
※一般的な65mmの510バッテリーは150mAh。

一本のバッテリーで使用する事を考えると510が圧勝なのだが、共にPCC(携帯式充電機能内蔵ケース)での運用が基本となる事を加味すると、かなり微妙。
Tinyバッテリーは1時間で充電完了するのに対し510は2時間を要する。

Tiny PCC一本を使用中にスペアを充電というローテーション運用のスタイルを考えると、PCCとの親和性はややTinyに軍配。

更にTiny用に採用した鏡面モデルのPCCは、55mmのTinyバッテリーを充電スペースの他にもう一本収納できる点もポイントが高い。

510がManualスイッチを基本とするのに対し、Tinyは吸引時に自動で反応するAutomaticタイプ。

個人的には圧倒的にAutomaticを推すのだが、510のヒットはそもそもこのManualスイッチ採用が大きな要因のひとつ。
と言うのも従来の電子タバコのAutomaticタイプは兎に角壊れ易い。
それもそのはず、水濡れに弱い気流センサーを蒸気に晒して使用するのだから、ある意味壊れない方が不思議と言える。
何本もバッテリーをダメにした頃に、気流センサー非搭載の510が登場し、ユーザーはやっと悪夢から解放されたのだ。

Manual Switchの長所は蒸気による水濡れ破損が極めて少ない事。
勿論電子機器なので無茶な水濡れは無理だが、バッテリーに装着状態のアトマイザーから滲み出た分がバッテリーに侵入、気流センサーを一夜にして破損させるといったリスクは無くなった。
吸引時に必ず手で持って、スイッチを押さなければいけないという面倒くささはあるが、その分わかりやすく安心感がある。

対してTinyバッテリーだが、従来のセンサーの脆弱性は完全に克服されたと言っても良いくらいの頑丈なAutomaticモデルに仕上がっている。
小型軽量でくわえ煙草可能というのが売りのTiny、蒸気の吹き戻しくらいではびくともしない。
ユーザー・コミュニティーでは「トイレに落としてしまったが乾かしたら普通に使えました!」という報告に皆大笑いしたというエピソードまである。

そんなわけで故障耐性という面では少しずつ電気接点が焼き付いていくManualスイッチ採用の510よりも、機械式気流センサー採用のTinyの方がやや勝る状況となっている。

510とTinyのアトマイザー比較さて、いよいよ煙質・煙量に最も影響を及ぼすアトマイザーの比較。
単純に煙量で比較するなら510アトマイザーの方が、サイズの分だけTinyアトマイザーに勝る。
リキッド切れの際の嫌な味や、アトマイザーの汗かきトラブルという弱点こそあるものの、510タイプのアトマイザーは非常に優秀だ。

逆を言えば、煙量で僅かに劣るものの、510アトマイザーの弱点を克服したのがTiny Atomizerという事になる。

リキッドの補充方法としても510はカートリッジに充填するのが一般的だか、Tinyはカートリッジも極小であるため、直接アトマイザーに塗布してしまう方法が普及している。
漏れ耐性の高いTinyならではの手法と言える。

with Tiny Cartomizer【まとめ】
購入者層として、新規のお客様は510、リピートのお客様はTinyという傾向が強い。
当初は「リピートのお客様は既に510を持っているから」という解釈の余地もあったが、セットが完売し、スペア・パーツのリピート周期に入っている現状でその線も消えた。

全般にTinyよりの評価となっているがそれもそのはず。
510をはじめ、LT・401・901、etc…と、全部自分で使い倒してみた上で、おっさん自身のシガレット・タイプ電子タバコに対する不満を解消すべく、地味な改良を満載したのがTinyなのだから、510より低評価だったら価格差を差し引いても「おっさんダメじゃん!」という事になる。

でもホントはリリースして評価が得られるまでは「大容量高電圧のMOD全盛のこのときに、こんな地味なコンセプトは果たして受け入れて貰えるんでございましょうか?」と、ドキドキバクバクだったワケですが(汗

とはいえおっさんも510全否定ではない。
F3、XM、Turboと、リキッドの特性とアトマイザー、カトマイザー選択を考えながら好みの組み合わせを探求出来る方であればTinyでガチなのだが、おっさんのオヤジ殿など、カトマイザーとアトマイザーの違いを説明してもちょっと無理系の人には510を渡している。

また、他店さんのリキッドはBlueCigのRegular相当なので、当店以外のリキッドがメインの方の場合も、たぶん510の方が良いと思う。

そんなわけで長々比較して来た結論。

【1】BlueCig以外のリキッド、もしくはBlueCigのRegularがメインなら510。(※ホントはその場合401もちょっと捨て難い)

【2】くわえ煙草できなくても少しでも煙量が多い方がいい人は510。
(※反則技のCHIMERA運用、Tinyバッテリーに510アトマイザーという手もアリ)

【3】それ以外の人はTiny Titanium。

商人的には510を一揃いお買い上げ頂いた後で「やっぱり気になってTiny買っちゃいました〜!」というのが一番ありがたいわけですが、以上、今が旬の気になる比較でした。

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