Cartomizer構造比較

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  LT-V9 KR808D-1 510 401
3.7v定格時煙量 ○+
4.8vチート煙量 ◎+
煙濃度 高密度 中密度 低密度 低密度
煙質 可変
味わい
入手・汎用性 ×
習熟難易度 やや難 困難 容易 普通
純正リキッド 激ウマ 鬼マズ - -

Cartomizer(2ピース)の構造比較が今回のお題なわけですが、食わず嫌いで使った事の無い人も少なく無いと思われますので3ピースの代表選手を参考に挙げてみました。

電子タバコの性質は同じショップ・同じ工場のものでも時期が違えばかなり異なりますし、同時期でも個体差が激しく、結構な数を消費してみないと平均的な評価はし難いです。
そのあたりを踏まえた上で味覚系のところは個人的な主観が入るのは止む無しという事で。

向かって左がLT、綿が二種二重で使用されているのがKR808D-1まず綿ですが、LT-V9がコーヒー・フィルターとネルの中間のような均一素材でこってりとぐるぐる巻きにされているのに対し、KR808D-1は発熱部分のみ同系の素材でくるみ、全体を一般的な電子タバコ用カートリッジに使用されている目の粗い綿で包む二種二重仕様になっています。

次に目立つ構造差異として、KRの方は口金の中心空気穴から金属管が途中まで張り出しています。

これにより気流が確保されやすいわけですが「LTよりスカスカ」という反対の評価を得てしまっていますね。
また、この金属管は水分保持力が弱い、目の粗い綿を使用しているフォローでもあるようです。
この管より下に溜まっているリキッドは構造上漏れ出さない事になります。

向かって左、口金に金属管がついているのがKR808D-1それでは肝であるところの電熱線比較。

写真では解り難いですが、LT-V9・KR808D-1ともに加熱部分とその他の部分で太さが異なります。
細くなっている部分で抵抗値が跳ね上がって発熱するしくみですね。

そしてここでおっさんこれまで大嘘を付き続けていた事が判明。
かなり前にKRなサンプルをバラした際には、金属管も無く、粗い綿に太い電熱線を使っただけのLT劣化コピーだったわけですが、現在のものは似て非なるもの。
電熱線もKRの方が細くなっています。

KR808D-1 Cartomizer 加熱状態左の写真をご覧下さい。

3ピースよりもやや太い電熱線、芯を使わずバネ状に巻き、広範囲でリキッドを蒸気化させるLTに対し、KRのものは芯があり、加熱範囲も3ピース・アトマイザーのソレとなっています。

更にLTの電熱コイル部が中央の気道管内にあるのに対し、KRの電熱コイル部は中央の気道管に隣接する形で外れています。
芯が気道管を塞がない為の措置ではありますが、長期間使用後、LTカトマが詰まってしまうのにKRカトマはつまらないのは、金属管と気道管の中空が確保され続けやすい構造だからなのですね。

LTカトマが全体的に熱くなるのに対し、KRカトマが片側一箇所だけやたらと熱くなるのもこれで説明がつきます。
KRはCartomizer管の中で3ピースの機構を再構築したような感じですね。

正確な構造を把握した事で、入手・汎用性は高いものの、リキッド充填直後の性能低下に大きく不満が残るKR808D-1 Cartomizerも使いこなしのノウハウが充実すると良いですね。

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