支援物資お届けのご報告

Target皆様のお陰様を持ちまして、本日無事に岩手の被災地に支援物資をお届けすることが出来ました。
頂きましたご支援に深くお礼申し上げます。

今回目的地は岩手県西側沿岸、宮古市街からさらに宮古湾を挟んで太平洋側に位置する、重茂半島

宮古市街の避難所でも物資が不足している状況、湾を挟んで奥地となる漁村の枯渇状況は極めて厳しいものと予想しての計画です。

宮古湾西側沿岸宮古市街側の堤防沿い。
鉄筋コンクリートの構造物も、骨組みを残しダルマ落としのような状態に。

市街地では家屋に船が突き刺さっている異様な光景だらけだったのですが、あっけにとられているうちに通過してしまい、撮影できませんでした。

家屋はウワモノがさらわれ土台だけに・・・湾の最奥部。
家屋はウワモノがさらわれ土台だけに・・・

コンクリートの建物が押し倒されている重茂半島へまわって湾の東側。
木造家屋がすべてさらわれ、コンクリートの建物が押し倒され、底部があらわになっている。
人口の少ないこちら側はまだあまり手が入っておらず、ところどころ道路の湾側車線が割れ落ちたまま。

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iPhone携帯用リンク:2011.04.03宮古湾東側沿岸(重茂半島西側外周)

iPhoneのGPS MAP 鵜磯小学校

電波が途切れてしまったものの、キャッシュデータを頼りに目的地の鵜磯小学校周辺に到着。

しかし、避難場所になっていると予想していた学校は津波の被害に会い、人の気配はない。

元気に遊ぶ子供たち更に北上して衛星写真から民家が点在する地域へ。

すると家の庭に集まって野球をしている児童を見つけることができた。
やっとくわしい現地の話が聞けた。

こちらの半島では漁業組合が備蓄していたガソリン・灯油が供出されているため、市街地住民よりも格段に状況は明るい。
食料は、近くの公民館で米の配給があるのでなんとかなっているとの事。

GREE 電子タバココミュ管理人 まっさんからの支援物資予想は外れましたが、子供たちがとても朗らかで安心しました。

お菓子やドーナツ、即席ラーメンなどの詰まった支援ダンボールを渡すと「父さんに聞いてくる」と、一番大きな男の子が家に駆けこんでいった。

親御さんから許可を貰い、嬉しそうにお礼を言ってくれる子供たち。
家が流されてしまい、友達の家にやっかいになっていても、田舎の子供はとても元気。

ご両親が家から出てこられないのが少し気になりましたが、生活を背負っている大人はすぐには立ち直れないのかも知れません。

「半島よりも南のほうが大変」と教えられたので、そのまま南下して山田町を目指すことにしました。


宮古市南端の沿岸地帯リアス式海岸の曲がりくねる険しい山道。

時折崖が途切れ、出現する小さな湾は軒並みこんな状態です。

折り返しの道路一本分。
その僅かな高低差が、瓦礫の山と化すか、難を逃れるかの決定的な違いになってしまいました。

家庭菜園その少し先、山田町入り口の住宅地。

給水車に人が並んでいたので情報を貰い、更に南へ。

車から降りた際に目についた家庭菜園のキャベツです。

被災地からのメッセージ家庭菜園の隣にはこんな看板が立てられていました。

ご支援下さった皆様への言葉です。

被災地の至る所に、同じような手作りの看板やポスターが貼られています。

そしてこんな状況の中でも、選挙のポスターも貼られています。

第二の目的地、山田町に到着しました。

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iPhone携帯用リンク:2011.04.03岩手県山田町1
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iPhone携帯用リンク:2011.04.03岩手県山田町2

これが山田町です。
津波が廃材を打ち上げた浜ではありません。
町なのです。

ここで皆さんにお詫びしなければなりません。
現段階で公的団体が行うのは難しい、家が倒壊せず、避難所に入らなかったがために孤立してしまった方々への物資供給というのが当初の目的でしたが、この状況、どの家にお届けし、またどの家にはお届けしないのか・・・僕も若旦那もどうしたらいいのかわからなくなってしまいました。

動画の最後に出てくる避難所。
そこの物資担当さんにも相談してみたのですが、地元の方では無いので、どのお宅の物資が枯渇しているとか、どのお宅なら取りまとめられるとか、いかんせん掴みようが無いとのこと。

食事のみの供給貼り紙とにかく人の集まってるところをまわって状況を掴もうと周辺を探索するうち、また別の避難所でこの貼り紙を見つけました。

なんとか物資を送っていただいた趣旨に近い形でと、ここの担当さんに相談したところ、快く施設内の体育館を提供して頂けました。(山田町立大沢小学校)

一軒一軒まわって手渡しという形ではありませんが、残存家屋の居住者の皆さんが今日の夕方食事に来た際に、各々物資を選んで持ち帰っていただく方法です。

支援物資荷降ろし避難所で使用する分の燃料や食料は確保されているのですが、家に戻られる方々は未だ気温一桁の環境で、電気も水もありません。(今日は日中で1度C)

持って帰ってもらえる物資が届いたことはとても嬉しいと、他県から派遣された担当の方だけでなく、地域の学生さん達も協力して下さって、バケツリレーの要領で荷降ろしを行いました。

支援物資搬入中ただし、物資をお送りいただいた皆さんには大変申し訳ないのですが、それを受け取られる方々は勿論、搬入に協力した被災地の学生さん達も、とても写真を取らせて欲しいと切り出せるような雰囲気では無く、お約束した「まごころが誰のもとに届いたのか」を、映像で報告させていただくことができません。

せめて状況が伝わりますように、屋外の写真を二枚だけ撮影してきました。
力不足で本当に申し訳ありません。

山田町立大沢小学校 避難所の屋外に設置された喫煙テント

item ギリギリで届いた一つ
※F3チームは主財源が別ですので一緒に掲載させて頂きました

【物資支援者様】
NEXMOKE様(ショップ)
Bridge様(ショップ)
二宮電線工業株式会社(紫苑)様
犬G様
Dalibo様
marumakun様
GREE 電子タバココミュ管理人 まっさん 様
経理課長様
山口県イシムラ様
F3チーム


実際に現地に行かせていただいて、この震災からの復興がいかに厳しいものか改めて痛感させられました。

また同時に、この大規模災害の圧倒的な被災者数に対し、規格外のケアを行っていこうというのがどれほどのスキル、労力とコストを要するものかも身に染みて経験させていただきました。

未曽有の恐怖と絶望を経験された被災者の皆様に対し、家に帰れば温かい食事とお風呂が待っている我々が、おいそれと入り込んでいくことなどできません。

今回、ある程度のラインで趣旨を保持できたことは、ある種幸運であったに過ぎないのだとも感じています。
自己の傲慢を猛省しつつも、長きにわたり継続される復興に対し、どのような方法でお手伝いさせていただくことができるのか、もう一度しっかり考えてみようと思います。



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iPhone携帯用リンク:2011.04.03岩手県大槌町1
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iPhone携帯用リンク:2011.04.03岩手県釜石市