電子タバコとは

電子タバコとは、リキッド(烟液)を蒸気にして吸引する為のタバコ型の小型電熱器です。

電子タバコの構造

左の写真のように『カートリッジ・アトマイザー・バッテリー』の3部位に分離するものが主流で、このタイプを総称して3ピースと呼ぶ習慣ができつつあります。

ハードウェアとしての主役は真ん中のアトマイザー(電熱コイル)で、この形状や材質・コイルの巻き加減で大幅に吸い味が異なる為、機種選定の際にも重要なポイントとなります。

リチウムイオンのバッテリーを用い、繰り返し充電使用するタイプが主流で、内蔵の気流センサーが吸引動作を関知してスイッチをON/OFFします。
LED点灯の様子

通電時には右の写真のようにLEDが点灯するものが多く、同時に電池切れの際にはこのLEDが点滅して充電を促します。

スイッチのON/OFFと電力供給のみで軽視されがちですが、気流センサーの反応タイミングは吸い口の軽快さに左右し、電力の供給力、トルクと言った方が伝わり易いでしょうか、そのあたりの設定も煙量や味に少なからぬ影響を及ぼしています。

気流センサーは水濡れに極めて弱く、電子タバコのトラブルの多くがバッテリー内にリキッドが侵入してしまう事によるセンサー破損ですので、筐体にボタンスイッチを付けたマニュアルタイプのバッテリーも一部で人気があります。

最後にカートリッジ。

カートリッジはリキッドを蓄える為のタンクであり、アトマイザー・ヘッドを伝って電熱コイルに少量ずつのリキッドが浸透していきます。

リキッドにはニコチンを含むものと含まないモノがあり、タバコ味系・メンソール系・フルーツ系と、様々なフレーバが存在しますが、リアルなタバコ味というものには今のところ出会っていません。

例えばマルボロ味なるリキッドが存在したとしても、それは本物のマルボロとは大きく異なるフレーバーとなりますので「マイルドセブン・ライトを吸っていたのですが似た味はありますか?」というような質問に対する回答は、今のところすべて同じものになると考えた方が良いです。

国内で電子タバコを販売する多くのショップは、このカートリッジを比較的高額に設定し、使い捨てにさせていますが、常用ユーザーの間ではより経済的なリキッドのみを購入して補充する使用法が広まっています。

電子タバコは中国の企業が国際特許を取得しているため「日本製」を謳っている製品も含め9割9分が中国産です。

その為、国産家電を購入する感覚とは異なり、バッテリーを含め消耗品の感覚で付き合っていかなければならないという事を頭に入れておく必要があります。