eGo-Tについてちょっとだけ語るの巻

リキッド供給システムの完成度の高さと、しっとりとボリュームのある煙質・煙量で人気急上昇中のeGo-T。

されど、リキッドの相性はかなり選ぶという事で、様々なアトマイザー洗浄方法が模索されつつある昨今。

ちょっとリスクの高い方法がプッシュされ始めていますので、おっさん的に2,3触れてみたいと思いまふ。

eGo-Tのリキッド供給ルート道具を使いこなすには何をおいても構造を知ること。

若旦那のところからかっぱらってきた写真でリキッド供給ルートを把握しましょう。

タンクに突き刺さる太めのニードル管の中にグラスファイバーが通っており、これを伝ってリキッドがアトマイザーに移動します。

eGo-T、アトマイザーの図そしてアトマイザーの電熱コイル部。

601に逼迫する、大きめの”金たわし”で、かなり多めにリキッドを保持する機構になっており、タンク内のリキッドが空になっても、すぐにリキッドが枯渇するわけでは無いという事で、コレがアトマイザーの熱上昇抑止にも一役買っていると思われます。

コイル芯はオーソドックスなグラスファイバー。

そうです、つまりプッシュされている『空焚きによる復活』は、大きなリスクを伴うということですね。

おっさんの記憶が正しければ、仕様として空焚きによるリフレッシュを実装していたのはM401とDSE601の二機種。

ノーマルのM401はグラスファイバー芯ではなく、セラミックによるコイル芯を採用していたために、空焚きでコイルの不純・付着物を完全に炭にしてしまい、パラパラと剥離させることである程度のリフレッシュが期待できるというものでした。

そしてDSE601はハナッからコイル芯が無いのがデフォルト仕様(芯のある時期・バージョンもありましたが・・・)、よってM401と同じく焦げてしまうグラスファイバーが無いわけです。

ではeGo-Tのようなグラスファイバー芯のコイルを空焚きリフレッシュ試みると何が起きるか?

まず、アトマイザー内部に保持されたリキッドが全て蒸発し、急速にコイル部の温度が上昇、真っ赤になります。
コイル外周に付着した焦げかけのリキッドがガンガン炭化し、同時に芯としてコイルに接触しているグラスファイバーも焦げ始めます。

つまり、コイル外周のリフレッシュが進行するのと平行して、内部の芯が劣化して行くわけです。

更に、eGo-Tの肝であるリキッド供給ルートのグラスファイバーも焦げ始めるリスクがありますから、場合によってはお手入れの前よりもリキッドの供給に問題が出る可能性が大いにあるという事ですね。

加えて半密閉型の構造ですから、空焚き時に発生した”厭な煙”がアトマイザー内部にこもって残るリスクもあります。

よってeGo-Tの場合、空焚きによるリフレッシュは、本格的に煙量が低下してどうにもならない場合の最後の手段と思ったほうが良い、という仮説が立ちます。

完全否定では無く、なぜ最後の手段として選択肢に残るかというと、601級のアトマイザー内部保持容量があるため、仮に電熱コイルの芯が焼け落ちてしまっても、それはそれで運用可能かも?という期待があるためです。

そんなわけで仮説が立ったところで実際にやってみました。

内部容量があるのでリキッドが完全に蒸発し切るまでかなり待つことになり、故に、内部の他のパーツに熱負担をかけないよう、小分けに加熱するのに骨が折れます。

で、結果。

プラスマイナス・イーブンというところでしょうか?

煙量は若干戻った気がしますが、超音波洗浄後、タンク一本使い切ったあとにも雑味が残っています。

やはり最後の手段ということで・・・めんどくさいし。

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